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 日々の生活の中で、見たこと、聞いたこと、話したこと、食べたこと、触ったこと、笑ったこと、泣いたこと、そんな事柄をつづっていきます。随時更新予定。



  凍結騒動について考える

  市長は1月28日突然記者会見してイズミ誘致の凍結宣言をしました。この問題は議会でも取り上げられ『凍結』の意味を巡って活発な議論が展開されました。

凍結」とは
    (1)こおりつく
    (2)資産、資金などをそのままとどめおいて、移動または使用を禁止すること。
      また、物事の処理を一時的に保留の状態にすること。
(広辞苑)
新聞各紙がこの問題をどのように報道したか検証すると
 
イズミ誘致交渉凍結(読売新聞): 平成17年1月29日
旧楠港埋立地の企業誘致問題で、別府市は28日流通大手『イズミ』との複合商業施設誘致交渉を当分の間『凍結』し、誘致関連議案を3月議会に提案しない方針を明らかにした。

イズミ誘致は当面凍結(朝日新聞): 平成17年1月29日
別府市の楠港埋立地の総合小売チェーン『イズミ』の誘致問題で,浜田市長は28日『当分の間、凍結する』と発表した。

交渉を当面凍結(毎日新聞): 平成17年1月29日
別府市の浜田市長は28日、楠港埋立地に複合商業施設の建設を計画している小売業『イズミ』の進出問題で記者会見。『イズミ』と交渉を当面凍結し、3月議会には進出の関連議案を提案しないと述べた。

イズミとの交渉凍結(合同新聞): 平成17年1月29日
浜田市長は28日、楠港埋立地(楠町)複合商業施設の建設を計画している総合小売業『イズミ』との交渉を凍結し、市議会に誘致関連議案を提案しないことを明らかにした。凍結する期間は明言しなかった。

イズミ誘致は『凍結』(今日新聞): 平成17年1月28日
市長は28日午後一時から記者会見を行い、楠港埋立地への複合商業施設誘致問題について、株式会社イズミとの『夢タウン別府』誘致交渉を『当分の間、凍結することを決断した』と表明した。


この報道に対して西日本新聞は若干違う報道をしています。

市長が一時凍結表明(西日本新聞): 平成17年1月29日
別府市の浜田市長は28日、楠港埋立地への商業施設計画について『賛否が市民を二分する問題になり、冷静に判断するため、一度立ち止まりたい』として、計画を一時凍結し、三月議会に関連議案を提案しないと発表した。ただ、誘致企業の『イズミ』との交渉は続け、反対市民や議会の動きを見定めたいとしている。


 各社の報道でも大部分がイズミとの交渉凍結を意味した報道をしています。
市長が表明した『凍結』はどのような場合に使うのか考えてみると、多くの報道のように『イズミ』との交渉を意味したと判断するのが自然のような気がします。
  その後、市長が説明したように『議会に提案することを凍結』するのであれば『凍結』会見をする必要があったのでしょうか。
  その理由として、市長は議会や株式会社イズミまた関係者に対して、3月議会に提案すると『公約』した事実はなく、議会に提案すするかどうかは市長の『提案権』でそのことは市長の権利です。このような場合『凍結』の表現を使うことは極めて珍しいといえます。

 『議会にいつまで提案する』などの約束がある場合にその約束を何らかの理由で実行できない場合、提案の延期などの表現が使われるのが普通です。

   凍結理由として市長があげた
1、 3月議会に提案しても可決される状況にない
2、 仮に議会で可決されても、市民を大きく二分してしまう
3、 反対する市民の一部に訴訟や市長リコールの声が出る

 など、いたずらに政治問題化する懸念が大きいと市長は述べていますがその理由について私には理解ができません。

 すでに私は『大型量販店を楠港埋立地に誘致することには反対する』と表明しており、その理由も市政だよりやホームページで明らかにしています。
  浜田市長は「大型店誘致しか中心市街地の活性化はできない」と議会や各方面でその必要性を熱く述べています。
  さらに市長は『イズミ誘致は変更しない』と議会で表明しています。
  しかし、今のように期限も示さず『凍結』を続ければ、ますます混乱を増し、その混乱の原因は市長自身の「政治判断」に起因していると言われても仕方ないことでしょう。
 すでに商工会議所や旅館組合、街づくりグループなどは跡地利用について独自の利用計画作成にかかっていますが、凍結解除をして誘致を進めれば更なる混乱が深まることが予想されます。

 業者募集や凍結について議会は絶えず『蚊帳の外の外』と表現しても良いほどです。
 このような市長の政治の進め方に議会が責任を負うことはできないとおもいます。
  荒金市長が行った大分川からの取水。
  脇市長が行った港の観光港への移転。
  脇屋市長が行った市庁舎移転やごみ焼却場葬祭場建設などは、市民を二分する意見がありながら市長の責任で実行し、その評価を後世の判断に委ねています。
  「市を二分するから、政治問題化するのが嫌だから、リコールが起きるから」凍結ではあまりにも市長として情けないと思います。そのために市長は公約で『住民投票条例の制定』を掲げ住民の考えを聞こうとしたのではないのでしょうか。
  今こそ楠港埋立地利用は「凍結」でなく『白紙』に戻すべきと、多くの市民は望んでいるのではないでしょうか。

  浜田市長はいろいろな理由掲げ、『イズミ』が自発的に「出店計画を白紙に戻す」事を狙っているようにしか思えませんがいかがでしょうか。
 
      
 
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