学校給食調理の民間と直営の経費比較

一食当たり直営と民間委託との経費を比較してみると
   直営    270円 (A)
   委託    128円 (B)
B/A×100=47.4% 委託は直営の47.4%ですんでいます。

次に「正規職員」と「嘱託、パートなどの臨時職員」と経費の比較してみると
職員1人当たりの年間給与は
正規職員           6,477,000円(A)
嘱託、パートなどの臨時職員  1,439,000円(B)
B/A×100=22.2%
嘱託、パートなどの臨時職員は、正規職員の4分の1以下の経費で済んでいます。

民間の経費はなぜ低いのでしょうか
委託が直営に比べて経費が低い要因としては
1、 学校給食調理は通常1日のうち昼間3〜5時間程度であり、このため委託ではパート、賃金という形で行われるのに対して、直営は正規の公務員、月給制であるため当然直営が割高となります。
2、 給食調理は土曜日や夏休み、冬休み、春休みなどはありません。
給食調理は年間365日のうち180日〜190日程度です。
直営(公務員〕の場合は、休みの期間中も正規の給与が支払われます。

嘱託の経費が安い要因
嘱託、パート等が正規職員に比べて経費が安い要因として上記のことが考えられ、これは給与差をそのまま反映しています。

民営化や民間委託によって生み出される財源は
「直営」(公立)「民間」(委託)、「嘱託、パートなど」に切り替えることによって生み出される額は、
人口10万人規模程度の市で次の仕事を委託すると
ごみ収集で 約2億円
学校給食調理で 約1億円
保育所で 3〜5億円
幼稚園で 3〜5億円
文化スポーツ施設の管理で 3〜5億円
ホームヘルパー(30)人 5千万円
公用車(10〜20台)で 5千万円
学校警備で 約1億円
学校用務員で 約1億円
学童保育で 2〜3億円
計15億円〜30億円が生み出されます。