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市議会レポートバックナンバー
   
平成18年第3回定例会
     (平成18年8月30日〜9月15日)

 5月の市長選挙の後、別府市が長幸建設株式会社を指名から外している問題について質問しましたのでその内容をご報告します。

 以前の議会についてのレポートはバックナンバーからご覧下さい。

   
 
 
質問事項

長幸建設株式会社の指名外し問題

長幸建設は土木、建築、舗装でAにランクされていますのでAランクの工事を調査しました。

先ず、別府市の建設業者の指名実績を見てください。
土木Aランク
17年度 発注件数  6件 長幸建設指名5回
18年度 発注件数  5件 長幸建設指名0回

舗装Aランク
17年度 発注件数  10件 長幸建設指名 10回
18年度 発注件数  3件 長幸建設指名 0回

建築Aランク
17年度 発注件数  3件 長幸建設指名 2回
18年度 発注件数  3件 長幸建設指名 2回
18年度は8月21日までの実績
次に大分県土木事務所の18年度の工事指名を見てください。

18年度 発注件数12件 長幸建設指名12回
「土木、建築、舗装Aランク」8月17日までの実績



指名外し問題は県民の大きな関心事となっています。
発注実績から、「このような異常な指名はどのような判断でしたのか」質問しました。
それに対して市は「総合的な判断で決定した」と答弁しました。

次に、「長幸建設を指名に入れられない理由があるのか」質しましたが、「同社には問題もなく行政指導などをしたことはない」と答弁しました。

「大分県土木事務所と別府市では、長幸建設に対する工事発注が大きく違うので、県と市では指名の基準が違うのか」質問しました。
これに対して市と県は「同じ指名基準である」と答弁しました。

同じ指名基準でありながら、長幸建設に対して県と市の指名実績がこんなに違うのは「特別」の理由があると考えるのが常識的な考えではないでしょうか。

そこで私は、市長に長幸建設に対する指名除外は「5月に行われた市長選挙に対する報復ではないのか」と質問しました。
これに対して市は「総合的に判断して指名を行った」と同じ答弁を繰り返すのみでした。

長幸建設は別府市に対して
「なぜ会社が指名に入らないのか理由を明らかにするよう」求めましたが、市は「総合的に判断した」と回答しています。

建設業者は会社が指名に入らない場合に、その理由を明らかにするように求めることができるのです。
「そのことは、公共工事の入札及び契約の適正化の推進に関する法律に関連してその運用指針が示されています。」
それによると

「指名競争入札において、指名されなかった者が、公表された指名理由などを踏まえ、指名されなかった理由の説明を求めた場合は、「その理由を適切に説明」するとともに、その者が「指名されることが適切」であるとの申し出をした場合においては、当該申し出の内容を検討し、回答することとする。」

と指針で示しています。

別府市のように、指名は総合的に判断したなどと言う、意味のない回答は、法律に違背した行為であるとい言わざるを得ません。

別府市の言う総合的判断とは、選挙の報復を含む総合的判断と考えるのが常識のようです。

このような事例は各所で見ることができます。 徳島県神山町でも、町長が建設業者を選挙の報復で指名から外したとして三業者から損害賠償訴訟を求められました。 徳島地方裁判所は業者の言い分を認め1,080万円の賠償を町に命じました。 別府でも同じように損害賠償を求める訴訟が提起されることが予想されます。 もし訴訟が起きれば「市長が訴訟される原因」を作ったのです。 公権力に対抗するために建設業者や市民は、不利益な取り扱いを受けないような法的判断を求める以外に方法がないのです。 今回の指名外し問題は、ただ指名問題にとどまらず選挙の公平性にも大きな問題を提起しました。 市長選に立候補や、その候補を応援したり、また市政運営を批判したらこのような「報復」があると、多くの市民は感じているのではないでしょうか。 そして選挙の公平性を損ねる行政運営をしているのが公権力の長である浜田さんなのです。



この問題でも浜田さんの実像を見ることができました。
今まで浜田さんは良い人と思っていた市民は多くいたのではないでしょうか。
良い人が理由もないのに業者を指名から外し、苦しめるようなことをするでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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