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平成17年第第4回定例会
    (平成17年12月2日〜12月15日)

この議会で問題点となったことを報告します。
   
 
 
質問事項

1 競輪の場外車券販売中止に伴う損害賠償について
2 楠港埋立地利用問題について

1 競輪の場外車券販売中止に伴う損害賠償について

 すでにご存知のように「競輪の場外車券販売中止」に伴う損害賠償請求が溝江建設「福岡市」から福岡地裁に提訴されました。
  賠償要求額は7億7,600万円となっています。
  なぜ損害賠償請求が起きたのか、誰が支払うのか質問しましたので内容をご報告します。

これまでの経緯
平成7年 当時の井上市長が競輪売り上げの減少に歯止めをかけるため、「溝江建設株式会社:福岡市」が営業していた複合商業施設「サテライト日田」に場外車券販売所を建設してくれるよう溝江建設に依頼
平成8年9月4日 別府市が場外車券販売所新設決定9月10日溝江建設に決定通知
平成9年7月31日 溝江建設が「サテライト日田」設置許可申請書を九州通商産業局へ提出
平成12年6月7日 通商産業大臣から溝江建設に対し「サテライト日田」設置許可
平成12年12月4日 溝江建設が「サテライト日田」起工式
平成13年2月8日 臨時市議会で設置関連予算案を否決
「井上市長は」サテライト日田設置に向けて、今後も努力していくとコメント
平成13年3月19日 日田市が国を相手に「溝江建設が通産省から得ていた、場外車券販売所設置許可の取り消し」を求めて提訴

平成 13年1月28日

日田市が敗訴、即日控訴
平成15年4月 浜田さんが市長に当選
平成15年11月9日 浜田市長、大石市長の会談で場外車券販売中止を決定
平成15年11月10日 溝江建設に車券販売中止を伝える
平成15年11月10日 日田市が国を相手の裁判を取り下げる
平成17年12月2日 溝江建設が別府市を相手に7億7,600万円の損害請求を福岡地裁に提出

 以上が別府市と日田市、株式会社溝江建設、九州通商産業局の関係です。
 溝江建設からなぜ損害賠償7億7600万円も請求されたのでしょうか、その原因をこの議会で質しました。

2 楠港埋立地利用問題について

 楠港埋立地利用問題は市民を二分するとともに、今後の展開次第では「市民の間に大きな亀裂」を残し、市政運営に支障をきたすことも十分予想されます。

 私は楠港埋立地の市有地6,000坪に大型店「株式会社イズミ」を誘致することにはすでに反対を表明しています。
「楠港埋立地利用問題は泉武弘の市政だより15号」で詳しく記載していますので是非読んでいただきたいと思います。
  12月議会では大型店問題を違う角度から質問しましたのでご紹介をします。

 私はこの議会でも重ねて大型店を市有地に誘致してはならないと主張しました。
その理由として

1」 別府市の商業統計では11年から14年にかけて
小売店販売額が108億円
事業所が   204事業所
就業者数が  943人いずれも減少しており、今、市有地に大型店を誘致しなければならない状況ではありません。
大型店を誘致しても別府の「消費力というパイ」を奪い合うだけで小売業者に大きな影響が出ることは確実です。

2」 国土交通省が海岸に「親水性を高め自然景観」を取り戻すための工事を163億円もかけて行っています。
また、大分県も北浜のヨットハーバー整備事業に27億円かけ、国体に向けての整備をしようとしています。
これらの事業が完成すれば海岸線は「市民の誇れる財産」として価値を持ちつづけます。
このような事業が進んでいる中で「海岸線に位置する6000坪の市有地」に

高さ26メートル(マンションでは8階建てに相当)、
横幅175メートル、
奥行き93メートル

の建物をつくれば海側に「大きな壁」ができ10号線、流れ川通りや周辺から海が見えなくなるばかりか、大分から関の江に至る海岸線や別府市全体の景観上から見ても大きな問題点があります。

また、別府観光の切り札として、市長自ら「観光戦略会議」を設置し、別府観光再生に対する提言を求めた報告書で、楠港跡地と中浜筋周辺は「昭和レトロタウン作り」と位置づけ「楠港跡地と中浜筋周辺の波止場文化再生」をするように提言しています。
また楠港跡地に最も隣接する北浜公園については、国道から港の見える公園、昭和レトロを継承する公園、海辺遊歩空間を楽しむ公園の柱として、朝市などのイベントに対応できるように整備するとしています。
市長が別府観光再生の切り札として提言を求めたものを、根底から崩していく市長の行政運営に強い危惧を感じずにはおれません。


3」 今、商工会議所や市民団体が一生懸命街づくりに取り組んでいます。
埋立地の市有地6,000坪はその中核となるもので、大型商業施設を建設することで構想そのものが崩れてしまいます。

4」 10号線は一日80,000台を超える車が通過しており、今でも「うみたまご」周辺では深刻な交通渋滞となっています。
大型店ができることによって建設予定地周辺の生活道路や経済活動に大きな支障が出ることが確実です。

5」 別府は観光都市で観光客の消費によって経済を維持しています。
埋立地利用は別府経済を押し上げる効果の得られるものが望ましく、そのことによって市民所得の向上に結び付けなければならないと考えています。

以上の反対理由を明確にしたうえで今回は大型店問題の視点を変えて質問をしましたのでご報告します。


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